ダサいと思っていたけれど(@@)

先日、円谷英明さんの著書『ウルトラマンが泣いている』を読みました。
僕らが毎週楽しみに見ていた『ウルトラマン』シリーズの陰で、
その作り手さん集団である円谷プロがいかに大変な状況であったか、
金銭や権力など、「オトナの事情」フルコースが赤裸々に語られ、
まあほんとに「身も蓋もない」実態を突きつけられる問題作でした(´・ω・`)。

そんな本を読んだせいか、無性にウルトラシリーズが見たくなり、
ちょうど近々見ようと思っていた『ウルトラマンタロウ』を見てみました。

子供時代、『タロウ』は割とがっかりなウルトラマンでした。
まず名前が…。ツノの生えたセブンみたいなルックスが…。
そして、それまでの作品に比べるとダサくてゆるゆるのムードが…。
ちょっと小知恵のつきかけた小学2年生には子供っぽく感じたのでしょう。
『タロウ』の後半、そして『レオ』の頃には、一度離れてしまったのでした。

が。
どうしたことでしょう、今『タロウ』が面白い!(@@;

子供の頃あんなにダサく見えたルックスが何だか精悍に見え、
ZATのダサダサゆるゆるの隊員たちや作戦行動には遊び心やオトナの余裕が、
また1話から女の子をナンパする主人公にも明るさや爽やかさ感じられ、
(篠田三郎さんのイケメンぶりが際立っているからでもありますがw)
それでいて「痛い」「怖い」部分はしっかりと残っている…。
そして、「ウルトラ兄弟」を軸に展開される、壮大なホームドラマ。
危なくなったら兄ちゃんや母ちゃんがすぐ助けに来るとか、
ツッコミどころは満載ではありますが、それがまた楽しかったり。
いろんなことをしっかり練り込んで作られたんだなぁという感じがじわじわ。
子供の頃に子供っぽく見えた『ウルトラマンタロウ』は、
意外にも大人の鑑賞にも充分堪えるパワーを持っていました。

あの「裏事情」を知った今、やや複雑な気持ちもありますが、
その一方で、そんな状況の中でも懸命に創意工夫を凝らし、
僕らに向けて作品作りがされていたことを思うと、感謝もまたわいてきます。
まだ4話ほどしか見てませんが、じっくり楽しませてもらおうと思います。

この夏登場した新ウルトラマン「ウルトラマンギンガ」。
彼の舞台裏が、行く末が、どうか幸せなものでありますように…。

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