ことばのない芝居と、ことばだらけの芝居

今日は午後から神戸で久しぶりの観劇。
春匠さんの公演『チョコレートケイキ』を観てきました。

ある死刑囚の男と五人の刑務官。
人が重い罪を背負い、法の下に裁かれ、
やがて最後の瞬間を迎えるまでのリアルな過程が、
「セリフなし、音楽なし」で粛々と描き出されていきます。

音もことばもなく、淡々と流れる濃密な時間…。
ふとした目線であったり体重の移動であったり、その一つひとつに
意志や意味が宿ります。「話さない身体」の何と饒舌なことか!
ことばを話すことを活動のメインとしている自分には
普段触れることのない「まず身体が語る」世界のすごさと厳しさを
まざまざと見せつけられた70分でした。

でも、残念なことがひとつ。
音もセリフもない作品ということは、逆に考えれば、
そこに登場する音がいかに重く大事かうかがえますよね。
なのに、上演中、客席からバイブ音が聞こえました。
クライマックス近くの緊迫したシーンでも軽いLINE?の着信音が…。
なぜ携帯電話の電源(せめて音)を切ることができないのでしょうか。
それがそんなに難しいことでしょうか。何だか哀しくなりました。

夜は、先月から月例化を目指している
マンガタリ編集部の定例ミーティングでした。
本公演はもちろん、TOKYO #03とか、長編企画とかHALF公演とか、
今後の展開をいろいろ話し合いました。

マンガタリは、お昼に観た舞台とは真逆の、音がメインの公演。
それぞれの面白さと難しさを、改めて感じた一日でした。

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